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EOS Kiss X3冷却改造(1) 冷却板レイアウト

あけましておめでとうございます。

年末年始休暇も今日で終わりですが、やんごとなき事情により天体観測に行くのが難しい状況だったので一日も天体観測には行きませんでした...

ずっと家に居たので、その時間を利用してKiss X3の冷却改造をコツコツやっていました。

光漏れ対策やスケアリング調整等をやっていないので、まだまだの完成度ですが備忘録としてアップします。

冷却改造を待つX3です。すでに天体改造(フィルタ除去)は2年前に実施しています。
s-RIMG0007_20140105165234582.jpg

X3は内部の金属フレームの構造がX2から変更されており冷却改造には向かない、と聞いたことがありますが、果たしてどうなのでしょうか。
実際、ネットを検索してもX3の改造事例は見当たりませんでした。

でも自分には改造できるカメラはX3しか無いので、先ずはチャレンジです。

改造コンセプトとしては、
①カメラ重量を極力増やさない。
②冷却能力を可変にする。
③冷却しない場合は不要なユニットは分離できるようにする。
というところでしょうか。

さて着手。いきなりCMOSセンサーまで分解です。ここまでのバラシは慣れました。
s-RIMG0012_20140105165236672.jpg

センサーを上面に向けた絵です。センサー背面と基板の隙間(約1.5mmでしょうか)に冷却板を入れることになります。
s-RIMG0014_2014010516523730b.jpg

センサーをカメラ本体に取り付けした時のサイドビューです。
赤矢印が冷却板を挿入する隙間ですが、手前とセンサー近傍にフレームの一部が立っていて邪魔しています。
s-RIMG0017_201401051652397a2.jpg

切り落とそうかと思いましたが、変に切粉がカメラに混入しても嫌なので、万力に挟んで邪魔なフレームをひん曲げることにしました。
s-RIMG0019_20140105165242741.jpg

曲げて一応隙間はクリヤーになりました。
s-RIMG0021_20140105173358147.jpg

サイドカバーに冷却板が通るスリットを糸ノコで開けます。
s-RIMG0030_20140105173404d5b.jpg

冷却板が通るスリットが確保されました。
s-RIMG0025-31.jpg


肝心の冷却板は、ダンボールで試作して大きさと形状を決めます。
s-RIMG0026_201401051734027fc.jpg

結局このような形状となりました。ペルチェ素子の冷却部分がCMOS面に対して約5°くらい斜めに曲がっているのがミソです。
s-RIMG0039_20140105180713ec2.jpg

斜めにすることにより、横の端子の使用を可能にします。
s-RIMG0042_2014010518071459e.jpg

CPUクーラーはこれを使いました。
ヒートシンクはアルミで90gと軽量です。
s-RIMG0009-10.jpg
(ただし、このCPUクーラーはのちに却下となりました)


CPUクーラーを仮組みしてみます。
頭を悩ませたのが冷却板とCPUクーラーで如何にペルチェ素子をサンドイッチするか? ということでした。
最初に考えたのが以下写真のような樹脂結束バンドでの固定でした。
s-RIMG0049_20140105181252fea.jpg
ただし、これはあまりにも固定が不安定で、ペルチェ素子にかかる面圧が低すぎました。
面圧が低いと熱伝導グリスを塗っても熱伝導率がどうしても落ちてしまいます。
よって、この案はボツとしました。


考えた挙句、コの字型のバックプレートを作りました。
材質は熱伝導率が低いアクリル板を使いました。
細いメネジもタップで結構簡単に切れます。
s-RIMG0050.jpg

バックプレート上下にM2のネジを立てることで、CPUクーラーホルダーでの固定を可能にします。
s-RIMG0054.jpg


とりあえず目処が立ちそうです。

続きは次回で。

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テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2014/01/05(日) 19:13:12|
  2. 冷却改造
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

おおおお!
ついに冷却改造キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

私もやろうとして機材を準備しているのですが、技術的にわからないことだらけで、どうもとりかかる勇気が出ませんです。
この記事めっちゃ注目です。

センサーと銅板はどうやって接着?するのでしょうか?
  1. 2014/01/05(日) 23:17:56 |
  2. URL |
  3. まるこう #-
  4. [ 編集 ]

コメントありがとう

>まるこうさん

確かに分からない事だらけで試行錯誤の連続です。
私の改造も実用レベルになるか分かりませんが、参考になれば幸いです。

ペルチェ素子と銅板の間には熱伝導グリスを塗っているだけで特に固定していないです。ヒートシンクとバックプレートでペルチェ素子と銅板をサンドイッチしています。
  1. 2014/01/08(水) 09:42:35 |
  2. URL |
  3. KENYA #0bZMg47c
  4. [ 編集 ]

 その2を楽しみに待ってます。
……おいそがしいんでしょうね(笑。
  1. 2014/02/12(水) 14:13:57 |
  2. URL |
  3. 阪神ファンいっこう #-
  4. [ 編集 ]

お返事遅れてすみません

>阪神ファンいっこうさん

お返事遅れて大変すみません。

諸般の事情で中断していました。
ボチボチですがマイペースで更新します。
  1. 2014/06/09(月) 23:57:52 |
  2. URL |
  3. KENYA #-
  4. [ 編集 ]

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